ふたりは いつもともだち

絵本「ふたりは いつもともだち」は、鳥羽水族館で飼育されている めずらしい海の生き物「ジュゴン」と心優しいカメの友情を描いた ちょっとすてきな 本当にあったお話です。

■鳥羽水族館 中村元さんの解説
ジュゴンは、あたたかい南の海に住んでいる動物だ。
みんなと同じほにゅう動物で、むかし、ジュゴンを見た人は、人魚だって おおさわぎしたんだよ。
鳥羽水族館のセレナは、フィリピンの海で生まれたジュゴンの女の子。
ひとりぼっちのところを、水族館の人にたすけられて日本にやってきました。
ある時、なかよしのカメキチが、べつのプールにひっこしてしまい、セレナは、さびしくて 食よくもなくなってしまったのです。

この話は、新聞にのって、日本中に知らされました。みんなは、セレナは、やっぱり人とおなじ心を持った人魚かもしれないと感心しました。

1999/4月 発行 金の星社