第十一回(岩村城の戦い)

蒲生郷舎

 この戦はちょっとマイナーですが
 ひじょうにおもしろいエピソードがあります。
 1572年武田信玄は大群を率いて上洛しようとしていた。
 別働隊に秋山信友が5000人を率いて東美濃に進出していた。
 東美濃の岩村城攻略しようとしていた。
 岩村城の城主は遠山影任で信長の叔母を妻としていた。
 信友が岩村城を攻め始めたので影任は援軍の要請をした。
 信長の兄信広が駆けつけたのである。
 ところがその救援軍が信友の伏兵に敗れたため、結局影任は自力で
 城を守らなくてはいけなくなってしまった。
 しかし影任は怪我をしてしまいそれが原因で死んでしまった。
 それを影任の妻が信長に連絡したら五男の御坊丸を
 養子という形で送ってきた。
 ところが秋山信友はなんと遠山影任夫人に一目惚れしてしまい彼女に
 働きかけ結婚してしまったのである。
 そのまま城主の座に収まってしまい
 力攻めでは難しい岩村城を手に入れることに 成功したのである。
 ついでに言えば信長の叔母は武田方の一員になったのである。





投稿本当にどうもありがとうございました。
戻る