大河ドラマのはまり役
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八幡太郎義家
最近妙にはまり役にこだわるようになりました。
はまり役、というのはある程度主観的で、「自分のイメージに合う」のが
はまり役だと思うのですが、ちょっとそういうことについて
まとめてみました。
織田信長=役所広司(徳川家康の時)
やっぱり他の役者だと、精悍さにかける部分があったりして・・・
あんまりにも凄みがありすぎたりで、ちょっと好きではないです。
「信長」の緒形直人も、ちょっと・・・
自分の中で「信長=精悍、やせマッチョ、峻烈」というイメージが
強いので、やはりむつかしい役どころだと、私は思います。
豊臣秀吉=竹中直人(秀吉 のとき)
これに勝るものはいません・・・私の中では
これ以上にはまった人はいないはず。
小さな体躯に、真ん丸な瞳、細めの腕、日焼けした全身・・・
まさに「猿」と呼ばれながら戦国を駆け巡った
秀吉のイメージにぴったりでした!!
ちなみに「秀吉」では三成(=真田広之)、おね(=沢口靖子)、
大政所(=市原悦子)、秀長(=高嶋政伸)、大仁田厚(=蜂須賀正勝)など
はまり役ばかりでした・・・。
豊臣秀次=陣内孝則(独眼龍政宗 のとき)
まさに秀次でした・・・はではでしい衣装が似合っていたのも
陣内様ならではでございます。
陣内孝則=バサラのイメージは、ここに原点があるのでは・・・
狂気のお殿様をよく演じていました・・・
北条高時=片岡鶴太郎(太平記 のとき)
「目の演技」と評価されただけあって、「私本太平記」の高時像に
ぴったりでした。
おん物狂い、と呼ばれるのも頷ける、名演技でした。
それに声の上ずり方といい、どうかんがえても片岡様は
北条高時そのものです!!
・・・とそんな感じです。まだあるような気もするのですが、
思い出せません(泣)
かなり主観的ですが、皆さんはどう思われますか?
芳賀伊賀守高継
はまり役ですか。しかし戦国時代以外だと、
「この人しかこのキャラクターを演じていない」
というケースばっかりですので、はまり役かどうか公平に判断し様にも、
比較対象自体がない。
(今回なんてまさにそれ。逆に来年はいっぱいこの話が出そう)
でも、「はまり役=独断」という判断基準は私も同様ですので、
登場回数の多い人物について考証してみたいと思います。
まず、信長・秀吉・家康の御三家から。
織田信長:役所広司(『徳川家康』)
いや、全く同感です。
現在までの大河で、この人以上の信長はまだ
お目にかかっていません。
しかし、一番の「はずれ信長」が緒方直人(『信長』)というのは
皮肉だろうか...
木下藤吉郎/羽柴秀吉:竹中直人(『秀吉』)
豊臣秀吉 :武田鉄矢(『徳川家康』)
確かに、竹中直人は反則です。CMまで使われるくらいですから。
でも、天下を握った後の秀吉は、どうしても武田鉄矢のほうに
眼がいってしまって...
(というか、朝鮮出兵までやってませんよね、『秀吉』は)
あの、
『秀頼をたのむ...秀頼を頼むぞ、内府...』
とえんえんと頼みつづけるあのシーン、秀吉臨終のエピソードを
いろんなところで聞くたびに頭に浮かぶんですよね。
ちなみに、秀吉役は当たり外れが
非常にはっきりしていると思います。
勝新太郎(『独眼竜政宗』)、仲村トオル(『信長』)は
私の中では完全に外れ組です、ハイ。
徳川家康:津川雅彦(『独眼竜政宗』『葵・徳川三代』)
これこそ反則中の反則、『タヌキ親父』の面目躍如ですね(^_^;)
(あ、『葵〜』を見てから『サラリーマン金太郎』という
コンボ技もありましたね...
詳細は『役者さんってすごいな。』の項を参照)
少なくとも記憶にある限り、
『大河で同じキャラクターを主役・脇役両方で演じた俳優』
はこの人だけでは。まさに「キング・オブ・はまり役」は
この人にふさわしいと思います。
(竹中直人の秀吉は、はまりすぎて他を喰っちゃう恐れがあるので...)
その他のMyはまり役。
石田三成:鹿賀丈史(『徳川家康』)
実はこのときからファンだったんです。いや本当。
もちろん大久保利通(『翔ぶが如く』)も良かったんですが、
数いる三成役の中から選んだ
方がありがたみが大きいこと、そして何より、
『滝田栄×鹿賀丈史』
の構図のルーツであることが挙げられます。
(ミュージカル『レ・ミゼラブル』、及び
『料○バンザイ』VS『料○の鉄人』)
淀君:夏目雅子(『徳川家康』)
何か『徳川家康』からばっかりじゃん...といわれそうですが、
仕方ないです。だって、いいものはいいんだもん(半ば開き直り)
さすがにそれほど、当たり外れは少なさそうですけど、
タッチの差で。
あ、でも小川真由美(『葵・徳川三代』)はちょっと(^_^;)
他と比べて、というよりは、
『武田信玄』の八重のイメージが残ってて...
あんまり長いのもなんですので、そろそろこのあたりで。
H Yamamuro
おおー!『織田信長=役所広司』同感です!
私が見たのは、小学生の時でしたが、毎週楽しみに見ていました。
あれ以来、様々な役者さんの演じる信長を見ましたが、
役所広司さん以上の信長は確かにお目にかかっていません。
是非もう一度みたいですね。
天下御免丸
織田信長は、「太閤記」の高橋幸治氏。細身で凄みがあり
戦国武将としての貫禄と気性の激しさが、気品が感じられました。
秀吉は同じく「太閤記」の緒形拳氏が、小者の頃の機転の利く「猿」から、
戦国大名としてのし上がる「藤吉郎」、
天下人として君臨し狂気へと向かう「秀吉」を公演していました。
「平家物語」の清盛役、仲代氏も鬼気迫る演技でした。
「武田信玄」の北条氏康役、流し目の杉良太郎氏も好演。
鷹揚としつつ北条最盛期を築いた戦国大名の気品と覇気が感じられました。
「太閤記」の三成、「天と地と」の謙信、
「元禄太平記」の柳沢出羽と役者として成長しつつ
ピッタリの役どころをこなした石坂浩二氏もなかなかでした。
(黄門様はちょっとムリが・・・)
今年の大河では、佐久間信盛役の田中氏、丹羽長秀役の梅沢氏、
林道勝役の山本監督がいい味だしていますね。
新免無二斎
大河ドラマのハマリ役について投稿したいとおもいます。
このコーナーを読み、以外に思ったのですが織田信長の役者で
『信長」の緒形直人さんがあまり評価されていませんが、
実は信長のハマリ役だと思っているのは彼なのです。
理由は有ります。まず織田信長に関する第一級の資料である
ルイス・フロイスの「日本史」の信長の
容姿に関する描写(背丈は中背で華奢な体躯、髭は少ない、
憂鬱な面影を有する)に非常に当てはまっていると思うからです。
そして、彼の肖像画と比べてもやはり似ています。
そう、私の理想の信長俳優とは1.色白である事、
2.上品そうな優男である事、3・中肉中背である事なのです。
さらに私の信長イメージは辻邦生さんの名作「安土往還記」の物なのです。
これは緒形直人さんしかいないと私はおもいます。
故に渡哲也さんなどは実は私にとっては没理想なのです。
渡さんは素晴らしい役者さんですし、私もファンですが、
どうもイメージがちがう、あの剛毅なイメージはむしろ、
上杉謙信等に向いているのではないでしょうか。
投稿者不詳
大河のハマリ役は大体が皆さん一緒なんですよね(笑)
私も信長は役所さんです。ですが家康は案外と里見浩太朗なんか
やらせると面白いかもしれないですよ(ハズレかもしんないけど、
てか若い頃を演じるにゃ無理ありすぎか!)
猿殿は当然ですが竹中さんに決まりですよね。
上杉謙信は勇猛派ということで渡辺謙などは??
武田信玄やるなら津川雅彦さんでしょうか。
ついでに家臣もいろいろ考えまひた、
織田家=柴田勝家は北大路欣也さん
武田家=武田信廉は武田鉄矢さん笑
上杉家=小島貞興に中村獅童さんかオダギリジョーさんなんかどうでしょ?
ていうかドラマになると小島くらいの人物じゃは出るないかも…笑
まぁそんなこんなで自分なりに勝手なキャスティングしちゃいました。
投稿者不詳
ちょっと残念だと思ったことは 何故成長後の頼朝を
中井貴一にしたのかという事なんです 幼年期の頼朝役の
少年を見たら渡部篤郎に激似なのに
なぜ彼を使わないのか理解できません
他のキャストは皆素晴らしいのに 何らかの形で
源氏方に渡部篤郎さんが加わって下さる事を期待してます
町田由宇作
僕は秀吉役は後にも先にも「徳川家康」の時の武田鉄也サンをおいて
他にないですね。冗舌で他人を魅了し
それでいて思慮深そう。顔も猿顔だし(笑)
家康役は西田敏之サンですね。狸だし(笑)。
「おんな太閤記」では西田サンが秀吉役を演じ、「徳川家康」では
武田サンでした。その後、二人の共演は見れませんが
(功名が辻では共演してたかな〓)公私供に仲が良く、
同世代でよきライバルである両人の演じる
秀吉vs家康は今でも是非実現願いたいです。
信長役…難しいですよねぇ…資料を読み解くと
緒方直人クンっぽいけど、イメージの信長像は役所サンだし…
個人的には先頃の館ひろしサンもアリだったなぁ。
役のむこうに感じるスケベそうなとこ?(笑)
投稿本当にありがとうございました。
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