三矢の訓えについて
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武田典厩信繁

 毛利元就といえば、三矢の訓えで有名ですがところがこの話は
 実在していなく中国の「西秦録」にあった話を江戸時代になってから
 元就と3人の子(毛利隆景と吉川元春と小早川隆景)との話として
 作られたものなのです。
 しかし、すべてが作り話ではなく毛利元就が3人の子に送った
 教訓状の中に
 「3人の兄弟が仲よく力を合わせて努力し、毛利の家名を守り、
 すえ長くつづくように心がけよ。もし3人のうち1人でも欠けへだ
 てる事があれば、それは3人の滅亡と思え」
   と、いうことが書いてありこの話が「西秦録」と重なって、
   「三矢の訓え」になったそうです。 





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