信玄・謙信と戦国大名
戻る

上杉弾正少弼謙信

信玄・謙信と戦国大名    監修・芳賀 登  本文執筆・鈴木 亨


信玄と謙信は、互いに時間を使い、天下に号令をかける上洛ができないまま、
死んで行った。
この、2人については信長や秀吉・家康といった力のある大名さえも
驚いたと言う。
その、信玄や謙信達を198ページ(全部では、200ページです。)に
おさめたのが、この本である。

1.おとろえいく室町幕府と応仁の乱
3代将軍義満以後、室町幕府は乱れ、くじ引きで選ばれる将軍まであらわれた。
8代将軍義政の時代になると、
跡継ぎの問題から、ついに応仁の乱がひきおこされた。

2.戦国の群雄たち
応仁の乱のあと、世は戦国時代に突入する。まず北条早雲、
斉藤道三が国盗りにのりだし、毛利、長宗我部、島津、伊達が
奮闘するが、やがて秀吉の支配下にくみこまれていく。

3.甲斐の英雄、武田信玄
父信虎が大軍でおとせなかった城を、16歳の信玄は初出陣でおとした。
信玄の人望はかたまる。
信玄はついに父をおいだし、「風林火山」の旗をなびかせて兵をすすめた。

4.越後の名将、上杉謙信
謀叛を起こした家来を初出陣で破った若き謙信は、
ついで武将の才能に欠ける兄と戦って勝つ。
国内をまとめた謙信は「毘」の字の旗を掲げてすすむ。目指すは武田信玄だ!

5.激突!川中島の合戦
信濃の地をめぐって、甲斐の虎・信玄と、越後の竜・謙信の軍は、
ついに川中島で対決した。
そのさなか、ただ一騎で武田軍に突入し、信玄にきりかかる武将がいた。
それは謙信である。

6.その後の信玄と謙信
川中島の戦いのあと、信玄は京をめざし、途中家康の軍を破る。
謙信も北陸に兵をすすめた織田軍を破る。
だが2人の英雄は病にたおれ、全国制覇のゆめはきえ去った。

この本は、絵や写真、肖像画など数多く載っている。
謙信をこれほど良く載っている本は、
少ないと思うのでなかなか良い本だと思います。

入手方法は、古いのでなかなか見つかりにくいです。
ちなみに発行年は、1984年です。
学習研究社から、よみものとして販売されてましたが、今は、
古本屋などにいかないとありません。
私が4件の古本屋を調べた所、3件にありましたのでまだまだ、
入手は可能だと思います。



投稿本当にありがとうございました。