歴史小説3

井伊直政殿からの投稿

島津中央突破(小説)

関ヶ原の戦いで、名場面の中央突破は島津恐るべしと
名を挙げた場面。
島津義弘、島津豊久、長寿院盛淳は何を考えたのか。

義弘>夜襲はどうじゃ。  
三成>夜襲は卑怯だ。 
義弘>でも、相手は福島、黒田、細川など油断できない相手だ。
   しかも、井伊や本多といった猛将もいる。
   夜襲なら勝ち目がある。
三成>でも、夜襲では後世恥といわれるぞ。
義弘>三成殿。秀頼様なら何でも尽くすをうそなのか?
三成>しかし参戦上では大将じゃ。わしが決める。
   しかも秀頼様と毛利輝元殿がこぬ。
   それまで待つ。

義弘は陣に戻り考えた。このまま行けば負け戦だと。

9月15日関ヶ原の戦いは始まった。
義弘は「三成がやる戦ならやらぬほうがいい。」
と思った。
三成が馬を走らせ島津義弘に加勢を求めた。
三成>義弘殿。
義弘>なんじゃ。
三成>加勢を求めたい。
義弘>戦況は。
三成>五分五分ですが、わが部隊は黒田、細川らに囲まれ
   ている。
義弘>ううむ。
盛淳>しかし1500しかないぞ。
豊久>そちの戦に兵を無駄にしたくない。
義弘>断る。帰れ。
三成>ああ。
 

戦況も小早川秀秋の裏切りで、大谷隊がつぶれ
宇喜多も逃げ、ついに大将の石田三成も逃亡した。
 
兵>石田三成逃亡!
義弘>やはり。
豊久>何を考える大将ですかな。
盛淳>ついに馬鹿大将から離れられますな。
義弘>我が部隊の恐ろしさは明もで通じている。
   家康に恐ろしさを伝えるかな。
豊久>薩摩隼人を家康にも見せるか。
義弘>負けは覚悟。後世に残そうぞ。
   よし。家康の首を取れ!!
豊久>皆の者!家康を目指せ!!!!
兵>おーーー!!
島津は家康本陣をめざした。
これが中央突破である。
島津軍は井伊や松平の追撃でしんがりの豊久が
戦死した。
豊久>わしは島津豊久。首を取るならさっさと取れ!!
豊久>わあーーー!!
島津の中央突破は1500人いた兵が80人まで減った。
義弘>家康め。子孫が恨みをはらす!!
その通り島津家は幕末西郷隆盛らで江戸幕府を滅亡させた。





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