歴史小説21

上杉弾正少弼謙信殿からの投稿

ここは、越後の名城春日山城。
「くっくっくはっはっは」
殿。なぜ笑っておられるのでしょうか
いや。あの尾張の馬鹿者が駿河の今川の軍勢に攻撃しようとしているそうじゃ。
「今川といえば、東海一の弓取ではありませぬか。」
世に言う桶狭間の戦いである。
その日の夜。
殿。殿。
「だれか、居るのか?」
「先程、今川勢が織田信長公に討ち取られました。」
「本当か!」
「はい。先程甲斐の武田勢が躑躅ヶ崎に兵を集めている様子を捕らえました。」
「まぁ良い。明日起きてからにするは。」

朝、すでに謙信の姿はなかった。
「おい。殿を探すのだ!早く早く。」
その頃謙信は、一万五千の軍勢を連れて尾張に向けて出発していた。
「ふっふっふ、あの馬鹿者めこの謙信には叶わないだろう。」
織田信長はこのころ勝利の宴会をひらいていた。
「信長様〜信長様〜一大事にござりまする。」
信長は酒をのみながら家来の話をきいた。
「本日未明越後の上杉謙信が、尾張に向かい進行中!」
信長は、酒を置いた。騒がしかった宴会場が急に静かになった。
そして、前田利家が。
「殿。どうかなさりましたか。」
立ち上がり、利家を蹴った。。。
それを抑える佐久間などの重臣。
いったいどうなるのか?

つづく。





投稿本当にありがとうございました。

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